【農業日記】今週の野菜セット(秋冬野菜スタート)


10月は好天に恵まれ、秋冬野菜の生育は順調。
9月末からお休みをいただいていた野菜セットの発送を今日から再開です。

今回の主役はチンゲンサイ。
シャキシャキとした葉柄の食感が炒め物にすると美味しい。

緑色の変形キュウリみたいのは食用へちま(真夏の野菜で収穫は10月いっぱい)。
沖縄ではよく食べられている野菜で、甘い汁を含んでいて程よい弾力があり、煮物や炒め物にするとすごく美味しい。

これまた収穫終わり時期のモロッコインゲンと、
これから本格収穫期に入るニンジン黒田五寸(固定種)。

今年初めて栽培するわさび菜。

わさび菜にもからし菜特有のピリッとくる辛さがありま、肉料理にとてもよく合います。この辛みはワサビやカラシと同じ辛み成分のアリルイソチオシアネート(イソチオシアン酸アリル)によるもので、外側の緑の濃い葉よりも、内側の若い葉の方が沢山含まれています。

生のままサラダで食べるなら内側の柔らかい黄緑色の葉が美味しいです。外側の固い葉は下茹でしておひたしやあえ物など火を通す料理に向いています。
出典)旬の食材百科

からし菜、わさび菜、高菜など、ピリッとした辛み成分のある葉物は芋虫たちが苦手なようで、無農薬で作りやすいです。
同じ時期のキャベツやブロッコリー、白菜の周りにはモンシロチョウが群がっています(´;ω;`)。

サニーレタスやグリーンリーフは、普通の出荷時期(一株250g位)の半分ぐらい大きさで収穫するとふわふわとした食感でサラダが美味しい。
個人的にはこれくらいの大きさが好きです。
(直売所で売るとボリューム感がないためか人気はないです)

野菜セットの定期宅配は、このような作り手の提案ができるのが良いところ。
お客様に楽しんでもらえる提案をしていきたいです。