【農業日記】スナップエンドウ出荷開始、他


スナップエンドウが、小量ですが出荷できるぐらいになりした。

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今年はスナップエンドウをハウスと露地の2箇所で栽培して、ハウスのは4月早々に出荷できればと、思っていましたが、結果として殆ど収穫時期は変わりませんでした。

熊本県荒尾市では、スナップエンドウを加温ハウスで真冬でも出荷しているそうで(※最後に記事を貼り付けています)、私も直売所で人気のスナップエンドウを早期に出したいという下心で取り組みましたが、そう簡単にはいかないようです・・・。
自然(体)農園の本筋に戻ります。

午後は露地トマトの定植。
太陽のギラギラ光が白マルチに反射して。眩しい眩しい。

↓写真に撮るとこうですが、
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↓目ではこんな風に見えます。サングラスをして作業した方がいいかも。
P5145115-2

引用)「スナップエンドウ追いかけどりで4tどり」勢いに乗る新品目 多収のカンドコロ」コーナー 現代農業

スナップエンドウ追いかけどりで4tどり

熊本県荒尾市・JAたまなサラダスナップ部会

スナップエンドウの勢いが止まらない。2000年に全国で90ha以下だった栽培面積は2010年には400haに拡大、その後も面積は順調に伸び続けている。

追いかけどりで4.3tどりを達成した前田耕治さん(78歳)(写真はすべて赤松富仁撮影)
追いかけどりで4.3tどりを達成した前田耕治さん(78歳) (写真はすべて赤松富仁撮影)

お金がぶら下がってる

「見事でしょう? お金がぶら下がってるようなもんですよ。もう寝てる場合じゃない、ひたすら収穫!収穫!」

 春、JAたまなの坂田昇さんは、スナップエンドウが鈴なりのハウスで農家を鼓舞して回る。4~5月にかけ、管内のスナップエンドウ農家はひたすら収穫に追われ、嬉しい悲鳴を上げ続けるという。

 坂田さんはスナップエンドウ一筋、農家とスクラムを組んで産地をつくってきた指導員だ(6月号68ページ)。荒尾でスナップエンドウの栽培が始 まったのは平成12年。忙しくなるのが名産ジャンボナシの収穫後で、軽量でお年寄りや女性でも大丈夫。さらに重油代もそんなにかからないとあって、ハウス は管内で6haまで広がった。

 しかも荒尾のスナップエンドウは、ムチャクチャとれる、儲かるのだ。2tとれれば御の字というスナップエンドウが、部会平均で3t。お邪魔した前田耕治さん、克也さん親子のように、4.3tとったという猛者もいる。なんでそんなにとれるのか――。

JAたまなの坂田昇さん(61歳)。手に持っているのが子づる(11月中旬)   子づるを伸ばした株元。1穴に2粒播き
JAたまなの坂田昇さん(61歳)。手に持っているのが子づる(11月中旬)   子づるを伸ばした株元。1穴に2粒播き

子づるで親づるを「追いかけどり」

「この地域の農家はみんな研究熱心。それで前部会長を中心に生み出されたのが『追いかけどり』です」

 坂田さんによれば、スナップエンドウ導入当時に1.4t程度だった収量が、約10年前に生まれた「追いかけどり」によって倍増したという。

 追いかけどりというのは、親づる(主枝)の収穫をしながら、追いかけるように子づる(分枝)を伸ばすことから名付けられた仕立て方(図2)。莢を つけるつるが2本になるのだから、当然収量は伸びる。前田さん親子はさらに、子づるのみならず孫づるまで伸ばすこともある。4.3tとったのはそんな年 だったという。

「ただし、ただつるを伸ばすんでは葉が混み合って、病気だらけになる。子づるを伸ばすタイミングが大事」

図1 スナップエンドウの作型(荒尾)
図1 スナップエンドウの作型(荒尾)

図2 追いかけどりの仕立て方
図2 追いかけどりの仕立て方

最初の子づるはかきとる

 前田さんたちの部会で栽培しているニムラサラダスナップ(みかど協和)は、地際(低節位)からの分枝が多い品種だ。親づるが30cmも伸びた頃に、まず子づる数本が出てくる。しかし、これはすべてかきとる。

「この子づるを伸ばしちゃうと、親づるに追いついちゃう。そうするとムレちゃって、すぐにウドンコの巣」

 伸ばすのは、親づるが13~15節伸びた頃に出てくる子づるだ。時期は年によって違うが、9月播種ならだいたい10月下旬くらい。親づるは着莢して、初収穫を控えている頃だ。

 この時も子づるが3本くらい伸びるので、早めに出たつると遅く出るつるはかいて、真ん中の子づるを伸ばす。これは株ごとの子づるの生育を揃え、作業効率を上げるためだ。

 子づるを伸ばすのに合わせて、親づるの下葉は落として葉が混みあうのを防ぐ。

前田さんが考案した支柱。伸びたつるを折れないように緩やかに曲げて誘引する
前田さんが考案した支柱。伸びたつるを折れないように緩やかに曲げて誘引する

緩やかに折り曲げる

 子づるの収穫が始まるのは年明けから。その頃になると親づるの生長点はネットの頂上に達し、折り曲げる必要が出てくる。

 急に曲げようとするとつるが折れるため、前田さんは支柱パイプに工夫を施している(上写真)。これでつるが折れずに収穫を続けることができる。

 2月3月と収量が徐々に増えて、4月に入れば親も子も収穫最盛。冒頭のように、箱詰めに追われる日々となる。

 さんざん注意していても、この頃になれば、ハウス内には灰カビやサビ病が増えてくる。

「収穫に追われるからですね、防除に手が回らんのですよ。ただし、4月以降は温度も日射もあるから、生育も旺盛。収穫しまくって、病気から逃げ切っちゃうしかない」

 灰カビは花カスから入るので、6月号でも紹介したブロワーで花カスを吹き飛ばしながらの逃げ切り作戦だ。

4月上旬、ハウスにはスナップエンドウが鈴なり
4月上旬、ハウスにはスナップエンドウが鈴なり

 最近、荒尾にはスナップエンドウ産地からの視察が絶えないという。追いかけどりは、ニムラサラダスナップでなくても地際からの分枝が多い品種であればできそう。全国で流行っちゃいそうだ、追いかけどり。