【農業日記】美しいイタリアナス ~ローザビアンカ(ロッサ・ビアンコ)~


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福富町で無農薬でお米や野菜を育てています。
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もいろいろ作っています。

イタリアナス「ローザビアンカ(ロッサ・ビアンコ)」もその一つ。
赤(ロッサ)と白(ビアンコ)の微妙なグラデーションとへたの緑色のバランスが美しい茄子です。

ナスには調理の面から見ると、おおよそ3通りあって、

  • 普通のなす(肉質が柔らか。漬物・煮物・焼きナス・炒め物とオールマイティ)
  • 米ナス(肉質が固い。炒め物、煮込み料理)
  • 水ナス(水分多い。生食、漬物)

ローザビアンカは、2番目の米ナスと同じ傾向のナスで、米ナス同様の調理に使えます。
(へたの色が緑色なのが米ナスの特徴)

【ローザビアンカのおすすめレシピ】

お勧めなのが、一番基本のナスステーキ。トロットロの食感が抜群。

  1. 1.5~2cmくらいの厚めの輪切りにして、軽く塩をしてあくぬきをし、水気を拭き取る。
    (さいの目状に切れ目を入れても良い。食べるときに皮が気になる方は、輪切りの前に皮を部分的にそいでおくと良いです))
  2.  フライパンにオリーブオイルと適量のニンニクを入れて弱火でニンニクの香りを油に移す。
  3.  ローザビアンカをしんなりして焦げ目がつくまで両面を焼く。
  4.  適量の塩と胡椒で味付けをする。
    ※バリエーションとして、チーズやトマトをトッピングするなど。

【あく抜きについて】
ナスの場合、採れはじめの6~7月はあくが少ないけども、高温乾燥などストレスの多い8,9月はあくが増えるそうで、えぐみを感じるようならあく抜きを。

参考)なすのあく抜きは必要?水にさらさずできる簡単下ごしらえのコツ 「KAGOME」外部サイト

参考)【農業日記】ナスのあく抜き

【農業者向け情報】
栽培は基本的に普通のなすと同じです。
しっかりした果実を育てるには、花数が多く勢いの良い枝を4~5本くらい決めて、脇芽をとって着果数を抑えるのがコツです。
(普通のなすの場合、3本の主枝と脇芽でたくさん実らせます)