【農業日記】稲刈りの準備「落水」〜もうすぐ新米〜


今日の田んぼです。

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葉の色は緑から黄緑色に、モミが充実して穂が垂れてきています。

田植えからほんの4ヶ月、私は何もしていないのに、イネは自然と穂が出て花が咲いて実っていく。
成長の早さにいつも驚いています。

あと2週間ほどで、いよいよ稲刈りです。
(稲刈りは出穂から35〜40日後。出穂は8月5日ごろでしたので、9月10日〜15日が稲刈り予定日)

稲刈りは昨年と同じFさんにコンバイン収穫〜乾燥調整を予約しました。

↓昨年の収穫風景

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機械化が進んだ農業では、機械がその性能を生かせるような環境を整えることが重要です。

コンバインは巨大な機械なので、それが水田を走り回れるようにするために、十分に田んぼを乾かしておく必要があります。

ここ2週間ほど、田んぼの地面の状態を見ながら、水を減らしてきました。

私の田んぼ東西に長く、東側は適度な土壌水分になっていますが、西側の水の入口近くは、8月はじめから続く日照りでも水が浅くたまった状態。

うちと同じ形をした南隣りの田んぼも、西側はいつも水が溜まっているので、水路との関係でそのような癖があるのではないかと思います。

明日明後日は、久々の雨の予報なので、先手を打って「落水」することにしました。
落水は作業としては、排水口(水尻)の水位調整の板を外して、完全に水がはけるようにします。

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更に、西側に溜まって引かない水を排水するために、田んぼに入ってシャベルで溝を掘りました。(今日は頑張りましたが1/3まで)

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(溝の左側は餅米、右側はコシヒカリ)

今から掘っておけば、稲刈りに間に合うかな。

家が農家なら、何十回と経験する水稲栽培。
非農家新規就農の私には、初めてのことばかり。

去年、稲作1年目の収穫は自家用と販売用が少しでした。

2年目の今年は、かなりの収量が期待できそうです!

新米のご予約承っています。