【農業日記】ニンジンの自家採種と種蒔き


昨年冬に畑から掘り上げて、種を採るために庭に植えていたニンジン「新黒田五寸」。
7月に入って種が熟してきました。

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十分に成熟してきたのを見計らって採種。

更に乾かした後、種を手のひらで揉んで、種に着いている毛を取ります。
(種蒔き機で播くときに、種がパラパラと分かれやすいように)

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今年の秋冬作のニンジンの主力です。

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秋冬作のニンジンは、毎年7月下旬〜8月上旬に種蒔きをしています。
天気予報では晴れマークが続いているところ、7月25日26日は夕立が降りそうな予報なので、25日に第一回目の種蒔きを実施しました。

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雨が降るのを待ちます。

ところで種蒔きが終わった後で「ニンジンには種の休眠期間がなかったろうか?」とふつふつと疑問が。
調べてみると、
・採種後、2〜3ヶ月の休眠期間がある
・種についてる発芽抑制物質を除去するために、種を2日ほど水に浸けておく
などの記述があって、早まったかなと・・・。

以前こぼれ種でニンジンが採れていたので休眠期間については心配ないと思っていましたが、今回きちんと種蒔きをしたので、本当に大丈夫かどうか様子を見てみようと思います。
次に播く畝には、水で処理した種を蒔く予定です。

ただ、過去、水に浸した種が上手くいった例しがないので(単にやりかたが悪いだけかも)、操作なしで今回蒔いた種が、天水(雨のこと)によって発芽してくれたら自然っぽくて一番いいのですが。