【今日のひとこと】福岡正信氏の大いなる気づきについて


自然農法に関心のある方にとって、福岡正信氏は大いなる先達の1人です。

私もNHKの番組を見て世界観が一変し、会社をやめる切っ掛けの一つにも成りました。

ちょうど私が見た映像がYouTubeにアップされていたので貼り付けます。

6;45〜8:22「自然農園を始めた切っ掛け。思想が一変した」
14:18〜16:27「共存共栄と自由競争」
22:40〜23:40「いろりの端の小宇宙」

この映像にはありませんが、福岡氏の著書に書かれていた、私の印象に残っている言葉に、
「この世には、何も無いじゃないか」
という言葉があります。

福岡氏が大病を患っていた若き日のある朝、受けた天啓。

そう。きっと本当に何も無いのです。

宇宙の時間と空間、全体の全体を全て足し合わせた総和は「無」。
その絶対無の中で、なにかの意識が目覚め、その揺らぎが宇宙を創り出した。

その事に気づいた福岡氏は、本当になにもない「無」の世界に、自己の思想の表現である「自然農園」の空間と時間を創り出す、という実験をし、そして実現した。

最近そのように気づきました。

福岡氏の自然農法には後継者がいません。それは当然で、福岡氏の自然農法は唯一無二の福岡氏の表現なのだから、全く同じ事は誰も出来ない。仮に一見同じようなことが出来たと見えても、どこか違う物になっている。
そういうことだろうと思います。

これまで分からなかった福岡氏の思想が、ようやく理解できた気がします。

おまけ
福岡氏の名言「馬鹿になれ」は「考えるな」という意味だと思います。
その神髄を語っている映像がありましたのでリンクします。

劇団ひとりの英語での道案内