【農業日記】電気柵について


田植えや野菜苗の定植が一段落したので、今日24日は気分的にOFFにしました。

以下、特に興味の無い方はパスして下さい。

動物の田畑への侵入を防ぐために使っている「電気柵」。

動物が線に触れると、瞬間的に数千ボルトの電圧の電流が流れて感電。
ビックリして退散、という仕組み。

電気柵 densaku-shikumi

画像の出典)鳥獣被害対策.com

機器はホームセンター等で数万円ほどで販売されています。
乾電池6本〜8本で動作するぐらいの機器なので、通常の使用では人体に危険はありません。
(感電の度合いは、ドアノブに触れたときにバチッと静電気が走って痛かった、という感じです)

でも数年前に私が、電気柵を設置してあるMSSB農園さんに「試しに触ってみて良いですか?」と聞いて、左手で地面に触れ、右手で柵線を触れた瞬間、

バキッと手から肩、頭に、もの凄い衝撃が走りました!

馬鹿です。
もう2度と触れたく有りません。

人がこのような触れ方をすることは普通はないでしょうが、イノシシは鼻先で線に触れるので、鼻→頭→足と高圧電流が流れ、その衝撃はこの比ではないはず。
恐らく金輪際近付こうとは思わないでしょう。

現在、ユニティ自然農園では個人規模の小さなメーカーさん(2社)の器械を使っています。

大手メーカと比べて価格は半額。でも発生電圧等は十分で、設置後イノシシやシカに入られたことはありません。

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↓アース棒は、持っていたLアングルで代用。
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↓アース棒は住宅基礎に使うアンカーボルトを使用。1本70円くらいでとても安価。
交換した軽トラの古バッテリーを使います。
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↓設置するときはこんな感じ。

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↓本体はある程度の防水性がありますが、ペットボトルで雨よけ。

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因みに、線を接続する金属端子をかしめたり、簡単な工作は必要です。

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非生産的な仕事ですが、何もせずに「その日が来ないことを願いながら、その日が来るのを待つ(→つまり潜在意識的にはその日が来て欲しいと思っている)」わけにはいかないので、電気柵を設置してその日が来ないようにします。