【レシピ】冬野菜「黒キャベツのパスタとビーツのスープ」


突然ですが、美味しかった料理の紹介です。

【写真】カーボロネロのパスタ

黒キャベツのパスタとビーツのスープ。

黒キャベツ(イタリア名「カーボロ・ネロ」)はキャベツの原種で、こんな姿をしています。

【写真】カーボロネロ

今のキャベツとちがい結球しないキャベツです。
葉の厚みは薄く、パリッと固い感じで、煮込み料理で美味しい出しが出るそうです。

イタリア在住の方のブログに載っていたレシピでカーボロネロのパスタを作ってみました。
アーリオオーリオ(ニンニクのパスタ)に炒め焼きしたカーボロネロを合わせるだけの簡単レシピです。
(詳しくは「続きを読む」以下を参照)

それと、真っ赤な色が特徴のビーツのスープ。
ビーツ(和名:砂糖大根)は珍しい野菜ですが、こんな格好の根菜です。

【写真】ビーツ
画像の出典)「食用ビーツ デトロイト・ダークレッド」タキイネット通販

綺麗な真っ赤の甘い汁が出ます。
ビーツ、ニンジン、ジャガイモ、玉ネギ、カブなどをサイコロ切りに、カーボロネロもあれば適当な大きさに切って、オリーブオイルで炒め、水を入れて煮て塩コショウで味付け。
とても簡単ですが、ほんのり甘みがあり意外性のある美味しさです。
ビーツは普通のお店にはまず置いてないと思いますので(多分置いても売れないからか?)、冬の野菜セットには時々入りますのでお試し下さい。

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引用元)「*パリパリ食感* カーボロネロのパスタ」トスカーナな日々 207/1/30

Spaghetti al Cavolo Nero

材料 Cavolo Nero‐黒キャベツ・ にんにく・ ペペロンチーノ だけ! ^0^φ

Cavolo Neroの下準備をします。
きれいに洗って、面倒でも一枚ずつ水分をキッチンペーパーで取ってください。
3~4cmの長さにそろえてカットしますが、茎の下の硬い部分は切り取ってください。

にんにくは、半分に切り中の芯を除きます。

大き目のフライパンに、遠慮せずにたっぷりEVオリーヴオイルを入れます。(1人分大匙1が目安)
中火でよくオイルが温まったら、にんにくをオイルに泳がせて揚げます。

にんにくに少し色がついたら、Cavolo Neroを加えて、オイルで揚げる要領で熱を通します。
この時、Cavolo Neroに触らずに、黒っぽい色になるまで、油を通すのが重要ポイント。
片面がよく揚がったら、反対側も同じ要領で油を通してください。

アル・デンテに茹でたパスタの湯切りをして、塩で味を調え、30秒ほど火にかけながら混ぜ合わせます。
(注:この時茹で汁は加えません! Cavolo Neroのパリパリ感が無くなってしまいますので・・・)

お皿に盛って、EVオリーブオイルをさらっとかけ、
お好みでペペロンチーノ(唐辛子)を振ってください♥

揚げることによって、葉の部分はパリパリに♥ 茎の部分は甘さが充満しています♥
こんなシンプルな素材だけなのに・・・・ 極上の自然の香りのパスタの完成です♪

下準備で、Cavolo Neroの水分を取っておかないと、フライパンに入れたときに爆弾が爆発したのではないかと思うほど、油が飛び散ります。
危険ですので、必ずレシピ通りの行程でお願いします☆

水分をきちんと取っておけば、油は飛び散ることもなく、きれいなキッチンが保てまぁ~す (^-^♪

まぁ、このCavolo Nero・・・
揚げることによって、こんなに風味が変わるものかと・・・本当にびっくりします♥

最近は日本でも、手に入るようになったと聞く、Cavolo Nero♪
Firenzeの老舗レストランの味で頂いてみるのはいかがですか?