【署名の呼びかけ】ふくしま集団疎開裁判「子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名」


村岡です。

「9月11日に発表された福島県の子どもの甲状腺検査で、4万2千人のうち43%もの子どもに「のう胞」が見つかりました。
(特に6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.3%に「のう胞」が発見)」

とのこと。とてつもない数字です。

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転載元)ふくしま集団疎開裁判 2012/9/14

緊急署名の呼びかけ:
子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名

本日から、子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名をスタートしました。

いま、危機の中にいる福島の子どもたちの集団疎開を即時実現させるかどうかは、私たち一人一人の手にかかっています。
どうか、一人でも多くの署名を集め、サイレントマジョリティの声を、裁判所と政府に届けましょう。

第一次の締め切りは10月1日(月)の裁判(審尋)に提出するため、9月28日(金)です。

(※)署名用紙は->こちら  ネット署名は->こちら

(※)署名用紙は両面に署名欄がありますが、両面印刷が困難の方は表面だけ印刷してお使いください。

子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名のお願い

趣 旨
 本年9月11日、福島県の子どもの甲状腺検査で3万8千人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断されました。通常なら子どもの甲状腺ガンは百万人に1人と言われています(山下俊一「放射線の光と影」(2009年)536頁1~2行目)。また、今回発表の4万2千人のうち43%もの子どもに「のう胞」が見つかりました(特に6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.3%に「のう胞」が発見->詳細はこちら)。
これは、福島県放射線健康リスク管理アドバイザー山下俊一氏が、2000年に長崎の子どもを検査した結果(0.8%にのう胞)や、事故から5~10年後のチェルノブイリの子どもを検査した結果(0.5%にのう胞)と比較しても、途方もなく高い数字です。明らかに福島の子どもたちに異変が発生しています。このままいくと、福島は健康な子供が2割しかいないという今日のベラルーシやウクライナのようになってしまいます。
これは政策問題ではありません。危機に瀕している命を救うのか見殺しにするのかという人権の根本問題です。政府は,「命こそ宝」という政治の原点に立ち帰り、チェルノブイリの教訓から学んで、今すぐ、福島の子どもたちを安全な地域に逃がすべきです。
要求事項
子どもたちを空間放射線量が年間1ミリシーベルト以下の環境で教育を実施することを求めます。
仙台高等裁判所  佐藤陽一裁判長 鈴木陽一裁判官、小川直人裁判官 殿
日本国総理大臣  野田 佳彦 殿
呼びかけ人
ふくしま集団疎開裁判の原告の子どもたち