1.お米のご注文
2.お米作り報告(令和5年度)制作中
3.栽培方針について

1.お米のご注文

お待たせしました。
今年の新米「福富の夢」のご注文承ります。

価格は660円/kg(税別)です。
(様々な物価の上昇を受け、令和4年比5%値上げいたしました)

【写真】福富の夢
※袋やデザインは写真とは変わります

1.1 ご予約・ご注文方法

下記内容を、メール、FAX、お電話等でお知らせ下さい。

ユニティ自然農園(村岡宏治)
電話:070-2626-0675
FAX:082-401-1050
unf1@unity-design.jp

◆お届け先

1)お名前:
2)郵便番号:〒
3)御住所:
4)お電話:
5)メールアドレス

◆数量
・福富の夢(玄米:  5 kg)3300円(税別)×   袋
・福富の夢(玄米:10kg)6600円(税別)×   袋

※白米をご希望の方へは、個別に精米してお送りします。
(米ぬか分の重さ約1割ほどが減量します。精米費200円(1袋当たり)を申し受けます。)

◆お届け日
9月22日以降、順次 発送致します。
特に日時ご希望の際はお知らせ下さい。

◆ご連絡事項
白米での納品をご希望など、お書き下さい。

1.2 送料
30kg以上お買い上げの方は、送料2500円でお届けします。

東北・北海道・沖縄は遠隔地料金となりますので、お問い合わせ下さい。

1.3 お支払い

送り状記載の「ゆうちょ銀行口座」へ
お届け後、2週間以内にお振り込み下さい。

【追記】ユニティ自然農園と初めてのお取引の方へ
大変恐縮ですが、取引初回の方はご入金確認後に商品の発送とさせていただきます。
振込先をご案内しますので、1週間以内にお振込み下さい。
お振込みのない場合は自動的にキャンセルとさせていただきます。

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ユニティ自然農園  村岡宏治
〒739−2303
広島県東広島市福富町久芳1535−21
電話:070-2626-0675
FAX:082-401-1050
unf1@unity-design.jp
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2.お米作り報告(令和5年度)※制作中

総括:令和5年度は田植え時期および生育期間を通して適度の降水があり、水と日照という基本部分が順調で生育も良好でした。稲刈りはこれからですが、例年より数割増収となりそうです。一方で、雑草の生育も順調?でヒエが繁茂した1枚の水田は収穫を諦める状況となりました。

【苗作りは成長中】
去年から、家の近くに水をためたプールを作り、そこで稲の苗を育てる「プール育苗」を行っています。
(育苗期間は4月中旬から田植えまでの1ヶ月間なのですが、私の地域では常に水が流れている水路がないため安定した水源が必要な育苗を田んぼで行うことが出来ないためです。)
去年はうまくできたのですが、今年は保温シートが雨で潰れて3分の1の苗箱が発芽不良に。
路地のプール育苗という変則的なスタイルに問題があるので対策を検討中です。失敗は成長!

【田植え:5月19日】

【6月。除草】

【6月・7月。雨が適度に降って、順調な生育】

今年の広島は梅雨入りが過去になく早く、梅雨明けは例年通り。稲が水を必要とする時期にしっかり水を供給できたので、生育が順調。

【8月。出穂、登熟】
出穂(稲の花が咲く)は8月3日頃。
稲は早朝にガクを開き、白い雄しべを見せて一斉に花を咲かせます。
天候に恵まれ、順調に登熟に向かっています。(写真を取り忘れたので写真は同じ雰囲気の去年のもの)

この時期まで、ほとんど雑草は目立たなかったのですが、そろそろ収穫をいう時期にはヒエも穂を出して写真のような様相になってしまいました。
今年の稲刈り前の田んぼの状況。ヒエが散見される

お米の登熟には影響がない程度ですが、来年ヒエの数が増えてしまうことがちょっと心配です。

【9月13日。稲刈り予定】

9月に入ってもうすぐ稲刈りという時期になって天候は長雨模様に。
週間天気予報をみて、稲刈り時期を見計らっています。

3.栽培方針について
(無農薬・無化学肥料。自家採種たねもみ。機械を使った効率よい米づくり)

初心者から始めた米作りも7年目。
毎年の基本的な作業をこなしつつ、少しづつレベルアップに取り組んでいます。

▷無肥料栽培相当。
田んぼでの稲作は、水路から入ってくる水に含まれる栄養分があるため肥料を全く入れなくてもある程度の収穫を得ることが出来ます。肥料を入れると収量は増えますが、入れ過ぎると稲の病気の原因になったり食味が落ちたりします。
ユニティ自然農園では収量を増やす目的の肥料は入れず、収穫で田んぼから持ち出してしまう米ぬかやモミガラを還元しています。

 

▷種もみは自家採種
秋の収穫の時に翌年の種もみを取り分けておきます。
(病気の発生など必要が生じた場合のみ育種農家の種もみに更新します。)

▷自家製育苗土
無肥料の土に自家製ボカシと自家製燻炭を配合した自家製育苗土を使用。

 

▷育苗はプールで

毎日井戸水が使える家屋の近くにプールを作り苗を育てています。
昔ながらの米作りでは水田の一部で苗を育てるのですが、私の地域は4月の育苗時期に水路に水を流さないため水田では育苗が出来ないためです。
家の近くなので細かい温度調整が出来るなど、目が行き届くメリットもあります。

▷水質に恵まれた水田。4枚で面積は5反
縁あって貸していただいた水田は、平地のような長方形ではないものの1枚当たり1.2~1.5反くらいの面積があり、場所が1ヵ所にまとまっているので機械が使いやすい。
水路の水はブナの原生林の中にあるため池から引かれており栄養豊富。お米の美味しさの理由はこれだと思います。

 

▷田植え機は地域共用
地域で共同購入した田植え機を使用。大型のため姿勢が安定し綺麗な田植えができて助かっています。苗を運ぶスライダーもついていて重い苗箱の積載作業も楽。

▷田植え機を改造した除草機を使用
除草剤は一切使っていません。以前は昔ながらの手押しの除草機「田車」を使っていました。しかし除草が必要な5~6月は夏野菜の作業と重なるため、効率良い除草方法を模索しました。古い田植え機を改造した針金で土を引っ掻いて雑草を浮かせる除草機を使用しています。

▷稲刈りはコンバイン。乾燥機で適切な水分量へ

稲刈りと乾燥は重労働です。昔のように大家族が総出の稲刈りはぜ干しが出来なくなった現在、稲作を支えているのは良く出来た機械。
適期の稲刈りと、電子制御で適切な水分量に乾燥したお米は、安定した美味しさを実現しています。
(大家さんが使わなくなった機械を有難く使わせていただいています。)

ブログ記事「農業日記>水稲」をご参照下さい。

東広島市福富町は広島県の中心に位置し、鷹巣山に源を発する沼田川の源流の町。
綺麗な環境を守り、全ての生き物と共生関係を築く「農」をめざしています。

周囲は慣行農法なので、私の田んぼは厳密な無農薬栽培というわけにはいきません。

けれども、農薬や化学肥料を使わずに野菜やお米を作りで生計が成り立つことを、周りが少しずつ変わっていって、無農薬は当たりまえ、初夏にはホタル、秋には赤とんぼが乱舞する豊かな農村になっていったらいいなと思っています。