今回の東洋医学セミナーダイジェストでは、体運動と経脈の対応を取り上げ、竹下雅敏氏が提唱している「経脈操体法」を紹介します。
「操体法」は故橋本敬三氏が提唱した、身体を動かして体の歪みをとる方法です。橋本氏の操法は、患者の身体を息を吐きながら動かし、その際抵抗を与え、瞬間脱力することに特徴があります。
上肢・下肢の各関節の運動と経脈は、表【 上肢・下肢関節の運動と活性化する経脈 】のように対応しています。 各運動は、息を吸いながら動作すると太陽の十二経脈に、息を吐きながら動作すると月の十二経脈に作用します。 右半身の運動は右半身の経脈に、左半身の運動は左半身の経脈に作用します。
注)大腸は大、小腸は小、膀胱は膀、心包は包、三焦は三と略記する。 注)(*)は月の十二経脈を表す。例えば、太陽の肺経脈は‘肺’、月の肺経脈は‘(肺)’と表記する。 注)太陽と月の両方の経脈を指す場合は‘[*]’と表記する。例えば、太陽の肺経と月の肺経の両方を示す場合‘[肺]’と表記する。 注)(心)は月の心経すなわち太陽の心包経。 注)(小)は月の小腸経すなわち太陽の三焦経。 注)(包)は月の心包経すなわち太陽の心経。 注)(三)は月の三焦経すなわち太陽の小腸経。