【ログハウス】ギブアップ(その1)


さて、間取りも決まり、見積もりをあちこちに出しました。

(構造は「板倉工法」にしました。柱にミゾを切って、3cmの厚板を落とし込む方法です。この工法なら落とし込んで屋根を掛けるところまで大工さんに作ってもらえば、それから先の細かい作業は自分たちで出来ると思ったんです。
参考サイト)「板倉の家(落とし壁工法)」ってどんな家? (  http://www.ku-ra.org/itakura/itakura-n.html

で、数社の見積もり結果が1300万円ぐらいからで、いろいろ仕様を落としても金額が下がる気配がない。建築士の方に相談すると、床を支える根太を省略したりとかチープな方に流れていき、かつ値段がそれほど変わる感じもしない。

結果から言うと、
・家というのは、職人さん集団(基礎、木工事、屋根、電気、水道関係等々)の分業になっている。
・家のグレードが高かろうと安かろうと基本料金的なものがある。
・どんな小さな家でも。必要な材料にその基本料金を積み上げると1000万円では厳しい。
ということなんです。

合い見積もりの分離発注にしたところで、ぎりぎりラインのこの予算では差が出るはずもなく、自分で作れる部分は金額にするとごくわずか。基礎を自分で作るパワーはない。法規制で電気・水道には手が出せない。

ギブアップです

ごめんなさい神様。わたしたちには1000万円では出来ませんでした。

建築関係の専門の方で、いいアイデアがあったらコメントを下さい