【ログハウス】勉強(その2:伝統工法)


私が一番好きなのは伝統工法です。
木と木を組み合わせてクサビで留めて、釘を1本も使わずに建てる家。
あこがれです。

出来ないと分かっていながら参考に読んだのがこの本。

「「木組みの家」に住みたい!無垢の木で丈夫な家づくり」松井邦夫著、彰国社、1600円(税別)


腕に覚えのある大工さんたちが技術のありったけを込めて作る家。日本の家らしい大きな開口部で光と風を呼び込む。ああ、こんな家ができたら・・。

たとえ建てるときに費用がかかっても、30年で傷みが出たからと崩して立て替えてしまう家ではなくて、代々受け継がれる、受け継ぎたい家を作りたいと本当に思います。

コンセプト(その1)で「土地だけ買っておいて、家は良い時代になってゆっくり作ろうと思っていました」と書きましたが、家づくりにかかる費用のどれだけが保険や税金に消えていることか・・。お金を無駄にせずに、本当に良いものを作り残したい。

束石の上に柱を立てて、足固めで自立。柱をつらぬく貫(ぬき)で地震の強大な力を柔軟に逃がす伝統の知恵。いつまでもこの技術が残りますように。