【ログハウス】勉強(その1:在来軸組工法)


いい家をつくるにはまず勉強です。
丈夫で長持ち、100年住める家を実現するにはどうしたらいいか。

選択する建築工法の候補は

1)在来軸組工法 コンクリートの基礎に土台の木を巡らせて、その上に柱を立てて、梁、桁、屋根を掛ける普通の工法。やわな骨組みをつっかえの筋交い(すじかい)で強度を出す庶民の家。建て替えるとき崩しやすいのが利点。

2)伝統工法 在来工法との違いは、木の組み方で強度を出して、筋交いを用いないこと。ぶっとい柱とごつい梁が自慢。

3)ログハウス 丸太小屋のイメージは昔の話。現在は角ログという工場で加工された組み立てやすいキットになったものが主流。北欧のおしゃれなイメージ。

の3つ。
ツーバイフォー(木造枠組壁工法)は合板の寿命30年が家の寿命と思うので、考えませんでした。(安価に丈夫な家が作れるとは思います)

まず、一番標準的と思う「在来軸組工法」をこの本で勉強しました。

ゼロからはじめる[木造建築]入門、原口秀昭著、彰国社、1905円(税別)


この本の良いところは、とにかく基本的な建築用語が分かりやすく書いてあること。
受験勉強で一番良かった参考書という感じです。

土地から基礎から木造構造、屋根、断熱等々まで建築全部が網羅されていて、数時間で読みおえたら不遜にも家1軒建てれる気になりました。

この本を勉強していたので、建築のプロの方と通訳なしで話しが出来ました。
セルフビルドを志す人以外にも、家を建てようと思う方に一押しでお薦めの参考書です。

注意)
ねじれ体癖の人は、知ったかぶりして大工さんたちと喧嘩しないように。たぶん建築業界には、ねじれの人が多いから。自戒を込めて・・。