【農業日記】田植えのてごう


てご  : 広島弁で「手伝う」こと。
(例)ちょっ、てごう(を)してぇや。(ちょっと、手伝ってください)

今日は、畑を貸していただいている地主さんの田植えのてごうをしました。

仕事は苗箱運び。苗箱を田植機に補充すること。

↓この女性の役(写真を撮れなかったので他のブログから借用)
田植え_苗運び
写真の出典)「田植え作業」雑草なんて呼ばせない

↓田植えの様子(これは実物)
田植え

5枚の田んぼ(合計面積9反ほど)を1日で田植え。
朝9時スタートで、雨の降る中、休憩もほどほどに次々に終わらせていき、夕方6時に終了。

田植機の運転はMさん。田植え速度はゆっくり丁寧。田から田への移動は、トレーラーを使用して素早く(土を地面に落とさないようにという意味もある)。

↓トレーラーを引くトラクターの形はオモチャのように可愛いけども60馬力と巨大(私のは16馬力)
ヤンマートラクターミニカー

一連の作業を見て、とても勉強になりました。

以下、田植えの機械操作に興味のある方向けの記事です。


これまで、どのようなルートで田植えすれば全面余すこと無く植えられるかが、調べても今ひとつ分からず、昨年に続き今年も一列まるまる抜けたり、四隅に植わっていないところが出来ました。

それが、Mさんの方法ならパーフェクト。
田んぼの畔沿いに2周分を残して往復植え、最後に外回り内回りで仕上げ。

この動画(17分間)とほぼ同じ。

実は私はこの動画を田植え前に見て知っていたのですが、漫然と見ていたのか、どこがポイントか分からずにいました。

それが、
四隅まで植えられる田植機操作

この直前。ここ↓だったのが分かりました。(田植えをしない方には???ですね。ごめんなさい)
四隅まで植えられる田植機操作1

ここで、外周に既に植えてある苗の中まで突っ込んでいるんです。
そうでないと、突っ込めなかった分、植え残りが出ます。

動画では苗がよく見えないので「植えてあるところに突っ込んでいい」のが分からず、自分で操作すると金縛り状態になっていたんです。
(田植えをしない方には???ですね。ごめんなさい)

でもMさんの操作を目の前で見て氷解しました。

来年に繋がる、とてもためになった「てごう」でした。