【農業日記】田植えの準備(その3:代掻き(荒代))


※月日を遡って記事をアップしています。

5月10日、水が行き渡ったところで代掻きの1回目。田んぼを耕して土と水なじませる荒代(あらしろ)です。
(2回目は、田植え直前に行う植え代です。)

準備として、耕耘機のゴムタイヤを鉄車輪に交換します。

【写真】荒代

(試してはいませんが、たぶん空気入りゴムタイヤだと浮いてしまうのでしょう)

まず排水口の仕切り板の高さを調整して、土と水が半々に見えるくらいまで水位を下げます。

【写真】荒代

こんな感じになりました。

荒起こしを田んぼの長手方向でしたので、荒代は斜め方向でビリヤードの球筋ような方向で行いました。
この方が全体が均平に代掻きできるのではと。

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いい感じで出来ています。

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 ただし弱点があって、クロスする部分の面積が多くて、時間が2倍くらいかかりました。
(始めてから気づきました)

長靴が土水の中にすっぽり埋まりこみ、足を上げるのにも力が要ります。
今時2反の田んぼを耕耘機で代掻きする人はいないようで、道行く方々が見ていきます。
きついですが、初心者なのでそれなりに楽しい作業です。

全体の代掻きが終わるまで、6時間。

 P5102821

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18時30分、ようやく終わりました。

代掻きの結果、どれぐらい均平になったかを水位を下げて確かめるために、排水口を開けて帰りました。

翌朝見るとこんな感じ。

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まだ土面が見えません。
そして夕方になると、こんな感じになりました。

(↓画像クリックで連結拡大写真)

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東側半分は水に浸かっていますが、西側半分は土が出ています。

↓東側の道路から見ると。
【写真】荒代の結果

↓西側の道路から見ると。

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測ってみると、平均的に土の高低差で約8cmぐらいあります。
幅が80mぐらいある田んぼなので1/1000。
これぐらいなら十分均平だと思うのですが。「育苗の記事」に書いたように、私の苗は丈が低い。
このままでは水没してしまうことになります。
どうしたものか。

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