[ニュースの真相](2012年7月)メドベージェフ首相の国後島訪問の真意とは?


村岡です。

ロシアは日本と友好関係を結ぼうとしているのではないか、と感じています。
その障害になっているのが北方領土問題(国後、択捉、歯舞、色丹)。

2012年3月の朝日新聞の記事です。

北方領土「最終決着させたい」プーチン首相が会見

掲載)朝日新聞 2012/3/21

要約)

プーチン氏は北方領土問題について相互に受け入れ可能な妥協点を探り、「最終決着させたい」と表明した。

歯舞・色丹の2島引き渡しに言及した1956年の日ソ共同宣言に言及し、「我々は56年宣言に戻る用意をしたが、日本側が『四島』を言い出して全てが最初の地点に戻った」と指摘。その上で、「我々が前進できるような接点が見つかることを期待する」と述べた。

さらに、「日本との領土問題を最終決着させたいと強く望む」とも主張。解決策は、貿易や投資といった経済分野などの相互協力を拡大する中で見つかるとし、領土問題が後ろに引っ込むような状況が必要だと強調した。

この後、2012年7月3日、北方4島の国後島を訪れたメドベージェフ首相が「一寸たりとも渡さない」と発言し、ロシアの真意はどちらなのだろう?という状況になりました。

参考記事↓(※北方領土問題の概略の歴史等を掲載)
ロシアのメドベージェフ首相、「北方四島は一寸たりとも渡さない」と発言!
http://blogs.yahoo.co.jp/digital_devil0611/6032896.html

この状況について、ブログ「ニュースの真相」に面白い意見が載っていました。

メドベージェフ首相の国後島訪問の真意とは?

掲載)ニュースの真相 2012/7/6

一部抜粋)

文章を丁寧に読み込んで行くと・・・

「プーチン大統領はかつて北方領土問題は引き分けと言った」

さらに、メドベージェフ首相は、わざわざ択捉でも、色丹でも歯舞でもなく、国後島で「ここはロシアの領土なんだ。一寸たりとも渡さない」と言った。

とどめは、「ツイッターに「国後島はロシア最果ての地」と投稿した」との事。

要はこれ、歯舞・色丹は返す準備があるよ!でも、国後島以北は一寸たりとも渡さない!って事ですよね?

つまり、日本政府に向けて、ロシアの妥協ラインを明示した訳ですよね?

掲載元に続きが書いてあります。この見方は正しいかも知れません。